これは根?幹?それとも…?|Root or Stem or Mystery?|28 July 2025

朝のルーティン、水やりタイム

今日もいつものように、鉢植えたちの様子をチェックしながら水やりスタート。

日差しが強く、今日もウッドデッキから北側の日陰へそっと移動。

本日のメンバー

上段は

  • ドリナリア・クエルシフォリア

下段、奥側左から

  • パキラ
  • モンステラ・デリシオーサ・タイコンステレーション
  • コーヒーの木
  • ビカクシダ・ビーチー

下段、手前左から

  • シェフレラ(挿し木)
  • ガジュマル(挿し木)
  • ベンジャミンバロック(挿し木)
  • ドラセナ・サンデリアーナゴールド(挿し木)

水やリスタート

いつもおなじみ、井戸水シャワー。

まずはシャーッと、優しく葉全体に潤いを。

続いて根元のウォータースペースへ、土が浮いたらストップ。

土をこぼさないように、これを2~3回繰り返す。

子株たちは、さらに丁寧に株元へ。

折れないように、柔らかい新芽には特に注意。

ビカクシダ・ビーチーの苔玉には、3回に分けてしっかりと。

貯水葉の裏側から水を溜めるように、苔玉にゆっくり吸水。

あれ?なにか見えてる…

表面の用土の隙間から、黄色っぽい何かがちょこんと顔を出している。

ん?これ…根?それとも幹?

ちょっとだけ周りの土をどかしてみると、まるで芋のようなふくらみが現れた。

それは「塊根」だった

調べてみると、パキラには水分や栄養をためる「塊根」という器官があるらしい。

地面の中でこっそりたくましく育っていたなんて、知らなかったなぁ。

新しい発見はワクワクがとまらない!

塊根について

塊根(かいこん)とは、根や茎の一部が肥大して、栄養や水分を蓄える器官のこと。

パキラの場合、幹と根の境目が特に太くなり、半地下の“タンク”のような構造になる。

原産地である中南米では、乾季と雨季が繰り返される気候に対応するため、、

この塊根に水を蓄えて、乾燥に備えるしくみが備わっている。

なお、塊根は湿気に弱く腐りやすいため、

やや浅植え+水はけの良い土で育てるのが理想。

最後に一言

「パキラは育てやすい」と言われる一方で、「根腐れさせた」という声もよく聞きます。

その違いのヒントは、この塊根の存在にあったのかもしれません。

「葉と暮らす日々」、今日は、植物からまた一つ学びました。

では、また明日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA