朝のルーティン、水やりタイム
今日もいつものように、鉢植えたちの様子をチェックしながら水やりスタート。
日差しが強く、今日もウッドデッキから北側の日陰へそっと移動。
本日のメンバー

上段は
- ドリナリア・クエルシフォリア
下段、奥側左から
- パキラ
- モンステラ・デリシオーサ・タイコンステレーション
- コーヒーの木
- ビカクシダ・ビーチー
下段、手前左から
- シェフレラ(挿し木)
- ガジュマル(挿し木)
- ベンジャミンバロック(挿し木)
- ドラセナ・サンデリアーナゴールド(挿し木)
水やリスタート

いつもおなじみ、井戸水シャワー。
まずはシャーッと、優しく葉全体に潤いを。
続いて根元のウォータースペースへ、土が浮いたらストップ。
土をこぼさないように、これを2~3回繰り返す。

子株たちは、さらに丁寧に株元へ。
折れないように、柔らかい新芽には特に注意。

ビカクシダ・ビーチーの苔玉には、3回に分けてしっかりと。
貯水葉の裏側から水を溜めるように、苔玉にゆっくり吸水。
あれ?なにか見えてる…

表面の用土の隙間から、黄色っぽい何かがちょこんと顔を出している。
ん?これ…根?それとも幹?
ちょっとだけ周りの土をどかしてみると、まるで芋のようなふくらみが現れた。

それは「塊根」だった
調べてみると、パキラには水分や栄養をためる「塊根」という器官があるらしい。
地面の中でこっそりたくましく育っていたなんて、知らなかったなぁ。
新しい発見はワクワクがとまらない!
塊根について
塊根(かいこん)とは、根や茎の一部が肥大して、栄養や水分を蓄える器官のこと。
パキラの場合、幹と根の境目が特に太くなり、半地下の“タンク”のような構造になる。
原産地である中南米では、乾季と雨季が繰り返される気候に対応するため、、
この塊根に水を蓄えて、乾燥に備えるしくみが備わっている。
なお、塊根は湿気に弱く腐りやすいため、
やや浅植え+水はけの良い土で育てるのが理想。
最後に一言
「パキラは育てやすい」と言われる一方で、「根腐れさせた」という声もよく聞きます。
その違いのヒントは、この塊根の存在にあったのかもしれません。
「葉と暮らす日々」、今日は、植物からまた一つ学びました。