夏の日差しの中、再会
帰宅後、「ただいま」と声掛けながら植物チェック。
今日は、潤っている子ばかり。
水やりはたったの2株だけ。
ちょっと寂しい、水やり準備。
本日のメンバー

はい、こちらのふたりです。
左から
- パキラ
- ビカクシダ・ビーチー(サボテンの骨)
水やりスタート

と、その前に。
なかなか冷たくならない…しっかり水温確認。
我が子たちが火傷したらたいへんです。

まずは、パキラから井戸水シャワー。
この子は幹を曲げているので、傾きに注意しながら。
倒れないようにバランスよく、静かに。

続いて、ビカクシダ・ビーチー。
貯水葉の裏側から、やさしく水を溜めるように。
苔玉に水をしっかり染み込ませるように、3回に分けて吸わせます。
再会、パキラ3兄弟

今日はメンバーが少し寂しので、屋外管理のパキラ兄弟たちが応援に合流。
この3株は、実はすべて100円均一で購入した実生株。
去年の春、室内スペースが手狭になったことをきっかけに、
比較もかねて右の2株は屋外へ。
今のところ室内の株が、幹も太く葉の数も多め。
屋外の株はというと、何度も風に倒され、鉢から飛び出し…
でも、そのぶんたくましく育っています。

さらに、同じく100均出身の挿し木パキラ2株も合流。
実生株に比べて、やや華奢な印象だけど、ぐんぐん成長中。
みんなで一緒にハイポニカ(液肥)をごくごく。
これからまた元気に育ってね。
新芽・若葉たち紹介

パキラ:Pachira aquatica
観葉植物の定番、丈夫で育てやすいパキラ。
水のやりすぎに注意すれば、耐陰性もあり丈夫で育てやすい。
こちらは、屋外株の新芽。
5枚の葉が、まるで手を広げるように展開します。

ビカクシダ・ビーチー:Platycerium veitchii
着生植物の仲間で、貯水葉と胞子葉の2タイプの葉を展開。
胞子葉は銀白色の毛(トリコーム)をまとい、先端に切れ込みが入る。
貯水葉はミルフィーユのように重なり合い、水をため込むスポンジの役割も。
こちらはお気に入りの株。
今出ている新芽は、おそらく貯水葉です。
最後に一言
本来、植物は屋外でのびのびと暮らしてます。
それを室内でともに暮らすというのは、きっと特別なことなんだと思います。
だからこそ、それぞれの植物に合わせた環境を少しでも整えてあげたい。
「葉と暮らす日々」あらためて、その意味を感じた朝でした。