さよなら、ふたつのセンポニウム|Saying Goodbye to Two Senponiums|1 June 2026

朝、ベランダに出ると外気温は21℃。やわらかな曇り空のもと、先延ばしにしていた作業に手をつけることに。春から見守ってきた、ふたつのセンポニウムとのお別れ。

本日のメンバー

今日はいつもの水やりではなく、これまでの記録を整理する一日。

  • センポニウム ‘ミセスフロスティ’:Aeonium ‘Mrs. Frosty’
  • センポニウム ‘ダイヤモンド’:Aeonium ‘Diamond’

どちらも、春先から少しずつ姿を変えていった我が子たち。

ミセスフロスティ、剪定からの数か月

ミセスフロスティの剪定は、3月26日。頭が重くなって幹が大きく曲がってしまい、思いきって頭をすべて落とし、幹だけを残すかたちに。

その後、しばらくは沈黙の日々。ほんとうにここから芽が出てくれるのか、毎朝そっと覗き込む日が続きました。

そして4月の中頃、ちいさな赤紫の点がぽつぽつと幹の表面に。

「よかった、生きていたんだね」と、しばらく見つめてしまうほど。

ただ、その後の成長がとてもゆっくり。芽は出るのに大きくならない。そして6月のある朝、ふと幹の切り口を覗き込んだら、内側が空洞になっているのを発見。

え、いつから?と、慌てて幹を指でそっと押してみると、思いがけずぐにゃりとへこむ感触。中身がない…。

軒下の地植えで、雨もほとんど当たらない場所だったのに、なぜ。蒸れか、地面からの湿気か、それとも剪定面からじわじわと弱っていったのか。原因は今もはっきりとは分からないまま。

新芽は出ていたけれど、肝心の幹がもう支えきれなくなっていた様子。残念ながら、抜き取りました。

ダイヤモンド、満開のあとに

ダイヤモンドのほうは、4月27日に剪定。こちらも地植え。頭の重みに加え、株がどんどん増えて、根元はぎゅうぎゅう。

剪定したときに気づいたのは、しっかりとした蕾。あ、これは花が咲くやつだ…とちょっとドキドキしながら見守る日々。

そして6月、まさかの満開。びっしりと黄色い小花が連なって、玄関先がぱあっと明るくなりました。

ところが、その花の重みでとうとう株が折れてしまい…センポニウム属は、花を咲かせるとその株自体は寿命を迎える「一稔性」の性質があるそうで。この満開は、最後の贈りものだったのかもしれません。

幹そのものは、触ったかぎり傷んだ様子はなし。ただ、花のあとの株はそのままにしておけないので、こちらも抜き取り。

子株は、残せず

正直に書くと、どちらも子株を残すところまでは持っていけませんでした。腐っていたミセスフロスティはもちろん、ダイヤモンドも、剪定からのスピード感を読みきれなかったというのが本音。

次にチャレンジするなら、もう少し早めに剪定するかな、と。重みで曲がる前、花芽がつく前、まだ株に余裕があるうちに切り戻して、挿し芽用の元気な頭を確保しておく。これは、今回いちばんの学びです。

最後に一言

ふたりとも、今年の春をいっぱい使いきって、ちゃんと役目を終えていきました。

抜いた地面を眺めながら、しばらくぼんやり。寂しさはありますが、新芽を出してくれたミセスフロスティと、満開で見送ってくれたダイヤモンド、どちらも最後まで魅せてくれたなあと。

今は、空いたスペースのしずけさを受け取るところから。

では、また次回

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